使用用途が決まっている目的別ローンとフリーローンの違い
ここで問題ですが、借り入れをした人たちのほとんどは一体どういうことにお金を使っているのでしょうか?消費者金融やカードローンを使った時のことですが、使っているお金のほとんどは生活費に使われていると言われています。生活に困っている人が消費者金融やカードローンなどを借り入れているわけで、イメージされやすいギャンブルなどに使っている人というのはどちらかと言うと少ないのだそうです。
ただ、消費さ金融やカードローンなどのような借り入れのことを一般的にはフリーローンと言います。フリーローンはどういうものに使ってもいい、使用用途を定めていないものです。逆に目的別ローンというものがあり、これは目的別に使用用途が決まっていて、それ以外には利用できないというものです。住宅ローンや自動車ローンなどが代表的です。
イオン銀行カードローンなどのフリーローンは人気ですけれども、あえて目的別ローンを利用する人も多数います。「フリーローンの方がお金を借りて、その後色々使えるのにあえて使用用途が制限される目的別ローンを借りる人ってなんでなんだろう?」と思う人もいるかもしれませんが、それにはメリットがあるから利用しているのです。
例えば金利は圧倒的に目的別ローンの方が低く設定されています。例えば自動車ローンをある金融機関で借りる場合と、イオン銀行カードローンのフリーローンで同じ額を借りる場合とでは、金利が数%変わってきます。加えて返済の方法も違います。イオン銀行カードローンの場合は一定額ずつ返済していくパターンですが、目的別ローンの場合は3年なら3年と期限を決めて、その中で完済してしまうようにする返済方法が取られています。こちらのほうが確実に返済できるのですが、そのかわり毎月の返済額が大きくなりがちです。
このような違いがあるので、今でもフリーローンを使う人もいれば目的別ローンを使う人もいるのです。目的別ローンというのは単純に使用用途を制限しているだけではなく、このような大きなメリットもあるからこそ利用されているといえるでしょう。